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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのTUのレビュー・感想・評価

3.9
イオンシネマ新百合ケ丘にて。

2020年1本目、元旦に鑑賞。
これを観るために年末急ぎ目で復習したけど「これがスターウォーズの最後かあ…」というのが率直な感想だった。

一応小学生の頃からスターウォーズを観ていたミドルにわかファンとしては7〜9を通してスターウォーズの続編として何を試みようとしたのかがよくわからないまま終わってしまったように感じた…。普通のSF、いいところマーベル系の1作品どまりで世界的な大名作シリーズの映画体験としては(ハードルが上がりすぎてるのもあるけど、それにしても)物足りなさを感じざるを得ない結末だった。

スターウォーズ新3部作個人的総評

【良かったところ】
・主人公が女性。
・新しいドロイドBB8のアイデア。
・ep7。

【イマイチだったところ】
・キャラクター、配役があまりピンとこない。
・往年のレジェンドキャラの立ち位置や役割が微妙。
・カイロレンにダースベイダー的な強烈な存在感が欠けてる。
・敵に一貫性がない。
・流れや展開が型にはまっていて予想できる。
・突如現れるよくわからないアイテムや設定についていきにくい。
・使い捨てのキャラが多い。
・ストーリーが単純に面白くないのかもしれない。

ドラゴンボールにも原作以後の世界としてアニメオリジナルの『GT』というのが昔あった(今は超というのがあるらしいけど)。熱中してた中学生当時にDVDBOXを買って楽しみにして毎日見てたが、あの嬉しさと残念さが綱引きして日に日に残念さが優勢になっていくようななんとも言えない微妙さを思い出した。
名作の続編というものはあまり期待しすぎず物見遊山で観るくらいがちょうどよいのかも知れない。
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