ブルーススターキラー

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

4.1
[スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け]は、前作[最後のジェダイ]の1年後が舞台だ。今作は、[新たなる希望]の公開から42年、スカイウォーカーサーガは完結編を迎えた。今作では、[帝国の逆襲]に初登場したランド・カルリジアンがシリーズ復帰を果たし、銀河帝国の皇帝だったパルパティーンが復活し、新ドロイドとしてD-Oが登場する。続三部作(シークエル・トリロジー)で描かれてきたレイとカイロ・レンの物語には、旧・新三部作の物語がすべて詰まっているともいえる。衝撃の真実が明かされる今作だが、スター・ウォーズが42年間描いてきた物語には、映画界に大きな影響をもたらすシリーズではあったがキャラクターの物語を感情的に描き、人の心をひきつけて夢中にさせる最高の作品でもあり、それは一つの楽しみに変わっていったといえる。今作はとても楽しい作品であり、特殊効果も素晴らしい作品だ。スター・ウォーズは“映画”としてでなく“家族”であると実感させられ、42年に渡って描かれたアナキン、ルーク、レイ、カイロ・レンの物語は時にして正しい事であり間違いであったとスター・ウォーズを通して学ばせてくれたといえる。