青春映画なんだけど、爽快感がない。
でもだからこそいい映画。
人が死ぬっていう重い話なのに胃もたれせずにスッと入ってくる。
当たって砕けろって言葉は正しくないけど、やらずに後悔するならやって後悔しろって
結果やってもなお、やりきれずに後悔してる
ヒロインとは嫌々出会って、嫌々会って、でも仲良くなって
そもそもヒロインなんてもんじゃないし
異性として好きってわけでもなく、友達ってわけでもなく、よく会う知り合いって主人公は思いたいんだけど、ちゃんと大切な人になってる。
悲劇のヒロイン御涙頂戴じゃなくて
なんとなく死ぬまでおしゃべりしようかなぁって言う内容。
でも間違いなく感動する。
よくある日本のベタベタな青春感動ストーリーなんか見たくないけど、これは素直に観れた。
正直ここで泣けよって言ってるシーンがそんなないからなくタイミングわかんないかな。
観終わってなお余韻がすごくてよい。