すごい良かった。
まず、映像と音楽が心地よい。映像はミッシェルゴンドリー風だけど、それほどやり過ぎずに、思春期の青年の妄想が入り混じったちょうどいい塩梅の映像でした。そこにブライアンイーノの音楽がばっちりはまって映画的快楽は申し分ない。
そして、何よりもオリヴィア・クックの悲しみを含んだ笑顔が可愛すぎる。彼女を観ているだけで胸が痛くなります。
全編を通してお涙頂戴ではなく、主人公がヒロインを励まそうとする話なので心がほんわかします。
もう余命ものなんかで心動かされることなんかねーよと思ってましたが、最後はばっちり泣いてしまいました。
サウンドトラック出たら欲しいなー。
全然関係ないと思いますが、日本映画の虹の女神に似てるなーと思いました。こちらも好きな映画です。
---------------追記-----------------
アメリカでは興行的に失敗してしまったみたいですね。残念。もし日本で公開されたら多くの人に見て頂きたい作品です。