だん

美女と野獣のだんのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.0
実写リメイク作品をオリジナル版と比較してどうこう言うのは嫌いだけど、オリジナル版から直接引用している要素やオリジナル版ありきでのアレンジ点が多すぎるのでこっちも最終的に相対的な評価しか下せなくなってそうなるともう思い入れとの戦いになってくる。
エマ・ワトソンのベルはやっぱり表情が固いし、ビーストは奇妙に童顔だしこの2人に惹きつけられる要素があまり無かったのが何よりもつらかった。
ミュージカルシーンは楽しいことには楽しいんだけど観ている間ずっと「俺だったらこうするのにな......」みたいな歯がゆさを感じてしまい、そのあまりのおこがましさに後々ひどい自己嫌悪に陥るなどして勝手に気が滅入ってしまった。
あと129分がとにかく長い。
84分で語れる物語をベースにしてなにをどうしてさらに45分も引き延ばす必要があったのかよくわからない。
ルーク・エヴァンスのナイスガイにも悪役にも見える絶妙な顔立ちとそこら中に撒き散らされる男性フェロモンは完全にガストンという役にぴったりハマっていたし個人的にめちゃくちゃ抱かれたい。
それ以外のことはかなり面倒臭いので考えたくないし、なんか今はもう、ただただルーク・エヴァンスに抱かれたいという気持ちだけが強く残り続けている。
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