アニメーション映画の随所随所を、こんな素晴らしい完成度の実写で観られるなんて！と感動しました。
メインキャストもさることながら、エキストラの皆さんの息の合い方というか、これ人が時間をかけて描いたアニメーションなら分かるけど、実写でこんな完璧に揃うものなの！？って。
そういった意味で、アニメーション映画ファンを満足させる出来ではあったと思う。
追加されたシーンについては賛否あるかな。やっぱりアニメの方の展開が板についてしまってるから、他のシーンと比べて浮いてるような感が否めなくも無い。でも、設定や展開を大幅に変えるものではないからしっかりと元の内容と共存できていたし、何度も観返す内にこれはこれで好きになれると思う。
けど、邪推かもしれないしデリケートな話だからふわっと話すけど、ここ最近の映画が多様性について言われ過ぎてるせいで、無理矢理にそういったマイノリティをねじ込んだんじゃないかなって印象を抱いた。
ディズニーが最近攻めてるからかも知れないけど。
純粋にそういったマイノリティが作品に普通に組み込まれるのは喜ばしい事なんだけど、マイノリティを過度に特別視することも差別の一つだと思うと、難しい。
