Ayumi

美女と野獣のAyumiのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.0
レアセドゥ版美女と野獣を見たので久しぶりにこちらも!やっぱりディズニー実写版美女と野獣最高だった〜!!!!!今度はまたアニメも見ないと!

ディズニー実写版毎度の話だけど、やっぱり美術さんが本当にすごいんだよな〜!建物の外装内装もそうだし、ルミエール、コグスワースをはじめとした小道具たちのデザインも最高に好き。アニメでは表現しきれないけど、実際はこんなんだったらいいなぁを完全に実現してる。特に感動的だったのが図書館。ベルと一緒にハッと息を飲んでしまうような景色。一面の本と、壁や天井の綺麗な装飾。一生あそこにいられそう。

あとこれも毎度だけど衣装の作業が細かい!!!アニメのデザインを残しつつ、それをより細かく、リアルで、美しくした実写版の衣装たちが本当に好き。黄色のドレスに金色の装飾が施されるシーンなんかめちゃめちゃ綺麗で最高。

音楽、歌はもちろんアランメンケンさんだから最高だよね。アニメ版の美女と野獣もそうだけど、作品通して同じメロディを何度も用いるのがとても好き。実写にしかない歌も大好きだし、聴いてると映画を見ているというよりはミュージカルそのものを見ているような気分になる。

ストーリーは、アニメ以上にリアルで、人間らしさがあって良かった。お互いに憎み合っていたベルと野獣が、心を開き、愛し合うまでになる心の変化が自然に描かれていたと思う。キャラクターの心の動きはアニメよりも複雑で、より納得できるし共感できる。狼を追い払ってくれた野獣を、ベルは一度置いて行こうとしてるし、ルフゥは善と悪で揺れ動いてる。

キャラクター一人一人のことがより理解できるのも実写の良かった点。ベルの母親の話、野獣の子供の頃の話に触れているお陰で、ベルと野獣の気持ちはもちろん、モリースの気持ちも、野獣のそばにいてあげるルミエールたちの気持ちもより理解できる。

ただ一点、ラストのオチだけはアニメの方が良い。約束と違うやん??て感じするし、アニメの方がより感動的。

最後に推しの話。すっかりユアンファンになってこの映画見ると、ユアンが可愛すぎて終始ニコニコしちゃうね。本当にただただ可愛い。rの発音たまにちゃんとフランス語の発音にしてるのも可愛いです。
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