うジェニファーローレンス

クリミナル・タウンのうジェニファーローレンスのネタバレレビュー・内容・結末

クリミナル・タウン(2017年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

クロエ目当てで鑑賞。
スコア評価の通り。

幼なじみの少年少女が
友人が働くカフェに寄り
車の中で談笑。二人の関係について話し
オトナになりたい2人は互いの初体験を済ませる為、クロエの家に。
無事に事を終えてベッドでイチャイチャしている2人に突然の知らせ。
さっきカフェで会ったばかりの友人が殺害された。
主人公は友人が亡くなったのにいつも通りの日常に戻っていく世間に納得がいかず事件の真相を調べることに~~~


カフェからベッドシーンまでの冒頭のシーンは綺麗な青春映像でどんな話か少しワクワクしていたがそこから特に盛り上がることも無い。サスペンスとも青春ともラブロマンスとも言えない映画。
パッケージにある様な
優等生が殺害されて主人公たちが危険を顧みず事件の闇を暴く!のような展開は思ったほどない。

多分どちらかというと、
主人公は去年、母親を亡くしたばかりで
今回もその時と同じように誰かがいなくなった時、なんて事ない振りして世界は直ぐに元通り。そんなのおかしい!
どこかで母の死と友人の死を重ねて突っ走ってしまうが友人の死の真相を追い求めていく中で母の死ともやっと折り合いがつく的な成長を映しているんだろうけどそこに辿り着く迄の幅もドキドキヒヤヒヤもない。陰謀や罠や謎がある訳でもなくただただ少年が突っ込んでいく話。そこにヒロインのクロエを絡めただけ。
この手の大事な人を失って塞ぎ込んでいた登場人物が物語の中盤で心の内を涙ながらに語り、そうだったのね…と恋人か友人に優しくされる展開は多少なりともしんみりするものだが今回は同じ様な演出でもそんなことはなかった。


最近は面白い映画を引くことがあっただけに尚更ぱっとしなかった。
あらすじは書かず、クロエ目当てで見る人はそのつもりで見続けて。とだけ書くつもりだったが気づいたら逆にここまで書くくらい印象に残らなかった。
関係なくふと思ったけど当時海外でこれが上映された時、見に行く人達はどんな心境なんだろうと思った。


クロエの横顔が模型のように美しかった。