見事にハマらなかったというか、ぶっちゃけつまらなかったですね。まだ体力のある時に行けば良かったなと後悔。
日頃から仕事ではマック使ってて、iPhone、 iPod持ちで何気アップルの恩恵は受けてて多少の興味で観てみたけど、延々と続く『一本調子の会話劇』は、スティーブ・ジョブズのファンや、アップル信者じゃないと正直キツイかなと思ったり。
ファンであれば、あの発表会の裏ではこんな事が話されてたのか！とかスティーブ・ジョブズの人間性を味わえるのだろうけど。
取り立てて興味の無い人に興味を持たす程の力はこの映画には無かったですね。見ず知らずの人の言い争いの渦中にぽんと放り込まれ、薄めの親子関係に感動もし辛い。
この映画の仕組みとして、映画に乗れない観客＝スティーブ・ジョブズに乗れなかった負け組・敗者と同じ側の人間という感覚に陥る側面もあるので、ズルくて上手いなとは思う。ジョブズの言い回しで面白い箇所はいくつかあったけど。
【ソーシャル・ネットワーク】とかのノリとはまた違うね。頭コックリしてる観客が多かったので、そういう感じの作品かなと。
