細かい事実関係はともかく、おしゃれで観やすくて、短時間で「話題の人」の人生のアウトラインを知ることの出来る、かなりお得な映画だと思います。
ただ、マイケル・ファスベンダーがちょっとイケメン過ぎかな…
各時代毎のジョブズにちゃんと似せてるのは分かるんですけど、あらゆる衣装や所作（前半の「頭バーン」の動きとか）が似合いすぎちゃってて、ちょっと過剰にカッコいいんですよ。
で、それがちょっとノイズに感じる…
お話は自体はきちんと「ジョブズは、良いヤツとも悪いヤツとも言い切れないけど、とにかく偉業を成し遂げた人」という、フラットな姿勢をとってるんだけど、私は観ている間中、「ジョブズ役がマイケル・ファスベンダーじゃなかったら、私はもっと感情移入してないかもしれない」とか、「奥さん側に感情移入できないのは、相手がマイケル・ファスベンダーだからか…？」とか、「そりゃマイケル・ファスベンダーのワガママだったら聞いちゃうよね…」とか、そんなことばかり考えてしまいました… 。すげーノイズだぁ〜…。
100％私の問題だと思います…
ただ同じ症状を発症した人、結構多かったんじゃないかな…
