ゆう

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのゆうのレビュー・感想・評価

3.8
久しぶりのホラーに負けない会、参加できて嬉しいです😃✨

本作、シヤッターアイランドを思い出す精神病院の話。
誰が善で誰が悪なのか。誰が正常で誰が異常者なのか。二転三転して面白かった。
ラムの戦争の回想シーンは、悲しくてたまらない。病気というか、戦争の犠牲者というか。死ねなかったばかりに、自責の念で病んでいった可哀想なラム。悪役として片付けられなかった。
それにしても、昔の話だと考えても酷い治療だらけだよね。医学の進歩の裏には、とんちんかんな治療だって山ほどあったに違いない。

結局、同じ境遇のもの同士が一番の理解者ってとこだろうか。異常でどろどろとした中の、一途な愛だけがまともに見えた。

ラストは幸せそうでよかった。

ホラーというより、人怖のサスペンス系で、サスペンス好きの私には好みだった💮

皆様のレビューも楽しく読ませていただきます✨😌✨
ゆう

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