園子温はどこまでいっても園子温
デトロイトメタルシティの原作者の新作マンガを映画化した作品と聞いてまして、デトロイトメタルシティは
「原作あんなファッキンガム宮殿で女王をファ…なのに 映画は最高」
って言う僕の高評価もあって 今作も期待してたのですが、
園子温監督は 園子温節が強い。
決して悪い意味ではないです。どんなに年をとっても どんだけ作品をだしても いつも荒削りの原石のような 耳をすませばでお爺さんがくれた鉱石のような輝きを いつまでも持ち続けているのは本当に凄い事だと思う。
映画というより 現代アートとしての動画作品という映画作りを毎回 届けてくれるエネルギーには感無量なのですが、
決して大衆向けではないのが難点であり いい部分でもあるとおもいました。
同じ原作でも 監督が違えば もっとポップに もっとシュールに もっとエロくできたであろうこの作品を 園子温監督が作ったって事で評価が大きくわかれる作品だと思いました。
映画の良し悪しよりは おっぱいがいっぱいでした。そこが良い。