わんだーうぉーる

64 ロクヨン 前編のわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)
4.2
2022年160本目。

佐藤浩一が観たくて。
あと、Netflixでの配信が終わるから。

公開当時、劇場に観に行ったはず。

~~ストーリーなど~~

「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られるベストセラー作家・横山秀夫の著作で、2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、13年「このミステリーがすごい!」第1位など高い評価を得た警察小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の前編。

佐藤浩市を筆頭に、綾野剛、榮倉奈々ら若手から永瀬正敏、三浦友和らベテランまで、豪華キャストが集結し、「ヘブンズ ストーリー」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。

わずか1週間の昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件は未解決のまま14年の時が流れ、平成14年、時効が目前に迫っていた。かつて刑事部の刑事としてロクヨンの捜査にもあたった三上義信は、現在は警務部の広報官として働き、記者クラブとの確執や、刑事部と警務部の対立などに神経をすり減らす日々を送っていた。そんなある日、ロクヨンを模したかのような新たな誘拐事件が発生する。

※映画.com(https://eiga.com/movie/81855/)より

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個人的に前編の満足度は割と高め。

佐藤浩一は勿論なのだが、
永瀬正敏が演じた雨宮の悲壮感に脱帽した。
まさに熱演。

『可哀想』『哀れ』だけではない、
キャラクターから醸しでる圧倒的な存在感というか。

後編にも凄く感じたのだけど、
原作を読んでいればもっと面白かったんだろうなあと思う。

まあ、原作がある映画作品は大体そうか。
でもこの作品は特にそれを思った。

『後編を観てもらう為の前編』
という役割はしっかり果たしてると思う。
それを観る側がどう感じるかは分からないけれど。

昭和64年ってたった7日間しかなかったんだなあ。

綾野剛も良かったよ。

観て、満足でした。
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