原作が児童書のダークファンタジー。
これは、児童向けというよりは大人向けでも納得出来る( °_° )
癌で瀕死の母親と、母離れできない息子、グルートに似た怪物、それとおばあちゃんがメインで話は流れていく。
怪物は3つの物語を囁くが、4つ目はお前が話せと。
この話が水彩画のようなタッチでヌルヌル動くのは芸術品だ!!!
学校でのいじめ、お婆ちゃんとの確執、母親がいなくなる恐怖と思春期の子供っぽさ、主人公が抱える問題に比例するように怪物は現れる。
怪物が話すお話はどれも昔話だが、上手く主人公と重ね合わせることによるメッセージ性が物凄いΣ(゚ロ゚;)
これは子供、親、家族で見るとお互いの気持ちが分かる素晴らしい作品だ!