怪物はささやく(2016年製作の映画)

A Monster Calls

上映日:2017年06月09日

製作国:
  • アメリカ
  • スペイン
  • 監督
    J・A・バヨナ
    脚本
    パトリック・ネス
    キャスト
    ルイス・マクドゥーガル
    フェリシティ・ジョーンズ
    リーアム・ニーソン
    シガーニー・ウィーヴァー
    トビー・ケベル
    ジェラルディン・チャップリン
    ジェニファー・リム
    あらすじ
    英文学の最高傑作を『パンズ・ラビリンス』の製作スタッフが映画化! 孤独な少年と怪物の〈魂の駆け引き〉を描く、感涙のダークファンタジー!母親(フェリシティ・ジョーンズ)が癌におかされた13歳の少年・コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、母親が元気だった頃の楽しい思い出に耽る日々を送っていた。そんな折、真夜中を過ぎると彼の元に、「真実を語れ」と木の姿をした怪物(声:リーアム・ニーソン)が現れるようになる。これは夢なのか現実なのか?怪物の正体は?そして、少年が最後まで語ることを恐れる真実とは―?

    「怪物はささやく」に投稿された感想・レビュー

    さりあんぬ
    さりあんぬの感想・レビュー
    51分
    4.5

    このレビューはネタバレを含みます

    オンライン試写会で。

    愛と許しと真実の物語。
    ジャンルでいうとダークファンタジーになるけど、これはノンフィクションでもあると思う。
    コナーにも私にも、誰にだって怪物はいる。

    繰り返される「罰」という言葉に胸が苦しくなった。そんな罪の意識なんて感じんでええねんでコナー。しゃーないもん、そんなん。
    なんて言うても罪やと思ってしまうよな、罰を求めてしまうやんな、わかる。
    だからママと怪物からの許しと理解のシーンでは声をあげて泣いてしまった。
    ママの「怒っていいのよ いつか話もできないほど怒ったことを後悔したとしても 気に病んじゃだめ 分かってるから 口に出さなくても言いたいことはわかってる 八つ当たりしたくなったら思い切りやりなさい」では嗚咽が止まらんくて泣きまくって全身の水分が20%くらいまで減った気がした。
    愛と優しさと許しと、全てが詰まった言葉で、きっとコナーがそして私が一番欲しかった言葉やったから。

    主演のルイス・マクドゥーガルよすぎ。
    もうファンになってもた。
    どうやったらあんな表情できんの。
    ほんで大人になる前の声変わり前の少年ってそれだけで切なくなるな。

    映像も音も演出も演技もひとつひとつが丁寧でよかった。
    木々のざわめき、鉛筆の芯が紙の上をすべる音。

    オンライン試写会が当選してて助かった。
    ガチ泣きしてたから、映画館やったらマジでうるさすぎて他のお客さんの迷惑になってたやろな。

    ただもう一度、今度は映画館のスクリーンで観たい。そしてお金を払いたい。

    今から原作の本を読むのが楽しみ!
    モミヂラミミヂ
    モミヂラミミヂの感想・レビュー
    2時間
    2.1
    大人の都合で振り回される主人公の少年が尾崎豊チックにファンタジーする作品。

    行儀よくまじめなんて 出来やしなかった〜
    夜の校舎 窓ガラス壊してまわった〜

    的な感じに自分で闇を産んでのまれてくわけですね。
    (わったのは校舎のではないけど)

    主人公はイギリスチックなファンタジー顔なわりに演技も上手。
    そしてスターウォーズのヒロインのフェリシティさんのの演技が光ってました。
    あの人なんでもできるんだなぁ。

    話のストーリー展開としてぶっちゃけファンタジー部分なくして家族との交流にしとけばいいのにと思ってしまった。
    全体的にファンタジーにも行きすぎず、家族交流にもならず残念な仕上がり。
    山D
    山Dの感想・レビュー
    5時間
    3.2
    試写会当たって観た。

    本当に分からなかった。

    映像は綺麗
    Yokom
    Yokomの感想・レビュー
    6時間
    3.3
    切ない。

    思春期の子を持つ親として、
    「八つ当たりするなら…」と息子に伝える母親のセリフが心に響いた。

    ファンタジーのような、現実的なような
    やっぱりファンタジーなラストだった。
    おるこ
    おるこの感想・レビュー
    6時間
    -
    怪物はこわい。怪物はやさしい。怪物は友だち。矛盾は悪じゃない。手放したから抱きしめることができる。
    とにかく主人公の顔が病的にかわいい。
    O
    Oの感想・レビュー
    6時間
    4.2
    青山シアターオンライン試写会にて

    まず第一に言えることは、オンライン
    試写会で良かったということです。
    自宅でなければ涙で視界が遮られて、
    とても最後まで観る事は
    出来なかったでしょうから。

    一見ファンタジーにも見えるこの映画は、
    限りなく現実に近い作品でした。
    光と闇の対比や、色彩感、そして
    おとぎ話のような作り等始まって
    すぐ物語の中に引き込まれて一瞬
    たりとも目が離せませんでした。

    この映画の原作者さんは大変心理学に
    ついて学ばれた方なのではないでしょうか。
    無意識の感情の表出、それがまさに
    この映画の中では怪物であり、もう1人の
    主人公そのものだったのだと思います。

    彼はずっと何か問題を起こす度に、
    『罰は無し?』と大人に聞いていましたが、
    それは彼自身がずっと罰せられることを
    望んでいたという裏返しなのでしょう。
    彼は心の中の矛盾と葛藤し、もがき苦しみ、
    アンビバレントな感情をどこにもぶつける
    ことが出来ず、怪物として自分自身と
    向き合うきっかけを作り出したのです。
    そして物語の最後。
    母に対する矛盾をやっと自分の中で
    認める事で、ようやく彼は現実を
    受け入れて未来を歩き始めました。
    『少年が母親を抱きしめる
    それでやっと彼は母親を手放せるんだ』
    (今まで弱っていく母の現実を直視出来ず、
    身体に触れられずにいたのに、全身で
    母を抱きしめるその姿に涙腺崩壊です。)

    怪物の話した3つの物語。
    それは彼にとって1つも欠けては
    ならない大切な物語だったはず。
    12:07に怪物が現れる理由、
    鍵のついた祖母の部屋の秘密...
    真実を目の当たりにした時、
    涙を流さずにはいられません。

    ラストシーンの母から子へ物語が
    受け継がれていたかのような
    終わり方もグッと来ました。
    あと印象に残ったのは怪物の目。
    恐ろしい容貌に似合わず時折
    慈悲深い目をするところが
    細かく出来ているなと思いました。
    最高の映画です、ありがとう。
    タビ
    タビの感想・レビュー
    6時間
    3.5
    オンライン試写会で。
    初めて当たったので、少々舞い上がり気味です😻

    主人公のコナーは学校ではいじめにあい、お母さんはガンで闘病中。
    自分の気持ちのやり場がなく、凄い辛そうでした。
    そんな中、グルートの様な怪物?がやって来て3つの話しを聞かせるのですが。

    人は善悪だけでは図れないよね。
    少年にとっては辛い現実だけど、乗り越えて大人になって行くのだなぁと、しみじみ。
    ラストも良かったです。
    にこ
    にこの感想・レビュー
    6時間
    3.0
    オンライン試写会にて。
    パンズ・ラビリンスが好きなので、あの美しい世界観がまた見れるのか?と期待しすぎました。
    結果、別物でした。
    一応ささやかな救いのあるファンタジーに作られていますが、見方によっては救いがないともとれると思います。
    ずっと心を締め付けるようなシーンがとても長く続きました。最初から後半の手前までただただ苦しい。現実のシーンも空想のシーンも何かに責められているようです。
    空想の世界が彼の心の拠り所にはなってはいない。責めて、成長させる存在。ただ甘えさせてくれるような家族ではなさそうだったので、モンスターも家族の存在に近かったのでしょうか。
    とても悲しい記憶を持つ人ならば、共感できるシーンがあるかもしれないと感じました。
    高い評価を持つ原作がどのようなものなのか、知りたいです。
    かとゆか
    かとゆかの感想・レビュー
    6時間
    4.0
    オンライン試写会にて鑑賞しました。

    人間は自分の信じたいものしか見ない。辛い真実を和らげるために嘘を選び信じる。本当にその通りだと思いました。

    だから人間の物語は矛盾し、人間の複雑は続く。大切なことは、どう考えるかではなく、どう行動するか。そして最後は、自分に素直になること。

    その人が善玉か悪玉かなんて、ある側面でしかみていなくて、皆自分の物差しで勝手に判断しているだけだなと。まるっきり善人や悪人など存在せず、人間は皆、その中間だという言葉が心に深く残りました。

    制作面では、絵の具の色彩が鮮やかで、鉛筆をクローズアップしたところも好きでした。物語がくるくる進んでいくところもわくわく。
    コナーの心情が色濃く、痛いほどに伝わってくる脚本も魅力だと思います。
    YUKA
    YUKAの感想・レビュー
    6時間
    4.5
    オンライン試写会

    本音が言えなくてくるしくて
    甘えたいけど甘えられなくて
    悪いことしてしまったり
    本当はそんなこと
    したいわけではなくても
    とんでもないことを言ってしまったり
    考えてしまうこともあるけど

    八つ当たりしたくなったら
    思い切りやりなさい
    徹底的に ママがついてる

    って言葉がすごくよかった

    どうしょうもない気持ちになったけど
    ダメな時もあるけど
    苦手な人だっているけど
    なんとかなる気がした

    だめなときはだめでいいんだって
    思わせてもらった

    とてもすきな映画の一つになりました
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