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メタル・トランスフォームのしゅへのレビュー・感想・評価

メタル・トランスフォーム(2011年製作の映画)
2.5
トランスフォームしないのにタイトルにトランスフォーマーとついているのは、つまりはそういうことだ。

ロシアの人工衛星に隕石が衝突。人工衛星はアメリカの田舎町にある農場へ落下。それを見つけた兄弟はスクラップ工場へ人工衛星の鉄くずを売ったが、鉄くずには宇宙のバクテリアが付着していた。スクラップ工場では「祭りに飾るんじゃよ」と爺さんがスクラップ製の像を作っていた。長さ5メートル、重さ1トンのロボットを模した像だ。鉄分から栄養を摂るバクテリアはロボットに付着し、どういう訳かロボットを動かし、街の人を襲う。血中に流れる微量の鉄分を求めて、だ。

突っ込みどころ満載なのはこの手の映画の良いところとしよう。意外と王道のストーリー展開で見せ所もしっかり作っていた。爺さんが作った鉄くずの像が初代ターミネーターを彷彿とさせるデザインでイカしている。
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