ぴがし

ワンダーウーマンのぴがしのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
3.7
気にはなってたけど、正直パケ写の「ありがち女装備」が今ひとつ受け付けないのでアマプラ落ちを待って視聴。
ストーリーは第二次大戦と主人公ダイアナの住む世界をうまく撚り合わせてあって、以外なまでに重厚に感じました。アクションシーンも特に馬が絡むシーンは「どうやってとったんやろ?」と思うような、なかなかのものでした。ダイアナからしたら異世界転生的な話なので、ダイアナのちょいちょいズレてる正義感もまた可愛かったりします。しかしやはり気になるのは女戦士のアーマーのデザイン。なぜこうもアメコミ女ヒーローはおっぱいがグルグルカチカチアーマーで肩や谷間は剥き出しなのか。なぜ太ももは雨ざらしなのか。仮に胸部を銃で狙われたらそのまま銃弾が滑って鎖骨あたりから背中にズキュンですけど…。このアーマーデザインの結果ワンダーウーマンの1番多用する特技は肘から「手首にかけての籠手で銃弾を弾く」という地味なものになっています。「その籠手と同じ素材で全身を纏えよ!」と言いたい。こういう謎めいたジェンダー要素はなぜか問題視されない不思議な世の中、女性はこの作品を見てどう思うのか?
ぴがし

ぴがし