世界最初のジェンダーとして性転換手術を受けた男とその妻の人生を描いたドラマ。実話だが脚色は多そうだけど良く出来てる。ただのゲイものとしてパッケージで拒絶する自分みたいな人も是非見てほしい。
愛し合い結婚した二人だがアイナ―は自分の裏に隠し持っていた不可思議な事実にとまどいはじめる。そして夫の変化に戸惑う妻時は1920年代、この時代にはほぼ世間的に知られていない性不適合という事実に戸惑い翻弄されながらも理解しようとする妻。アイナ―は当時では考えられないある結論をだし行動に移す。
同性愛、本人以外は今でもだが当時は気づかない物、ノーマルな人には到底理解できないそれは今もそして当時は特に強く…
妻は女になった夫を戸惑いながらも人間として深く強く愛します。女になる夫をその行為により起きた結末により看取る瞬間まで。
Wikiでは妻の彼女もレズビアンであったらしい。よってアイナ―の気持ちもわかり人間として深く愛しつくしたのか…。
究極の超純愛映画。男女全く関係ない人間としての深い愛情を軸に感動のラストとエピローグまで持っていった手腕は見事。
トムフーパーといいスティーヴマックイーンといい英国の監督はハリウッドの演出家とは見せ方も違い才能豊か。英国王のスピーチも良かったが今作も秀逸で次回作も楽しみ
当時のデンマークのコペンハーゲンの街並みや風俗レンズ深度を駆使した美しい描写も際立った。
最初は同性愛かと…なんとなく見たけど最近見た映画の中ではかなりの傑作!!。映画はおもしろいなーと改めて思えた!(^^)