ジャケがヤバそうだったので地雷を踏みに行くつもりで観てみたら予想外にキャストが豪華で、あ、なんだふつうのちゃんとした映画なんだ?って一回思ったけど、片足が吹っ飛ぶぐらいの小型地雷だった。
染谷将太
村上淳
綾野剛
と
キャストが強めで油断してたら
実力あるキャストなはずなのに、下北沢かどっかの小さい劇場でやってるマイナーな舞台の演技みたいな感じで、ちょっと観てて恥ずかしかった。モブキャラの素人感も痛々しい。
たまに入れてくるプチギャグ要素もまさに舞台にありがちな "無駄にウケ狙ってきて無駄にスベるやつ" のまさにそれって感じでキツかった。
登場人物の心情が描かれる事なく雰囲気だけでガンガン進んでいくので
いつの間にか愛し合っちゃってて
「おいおい…」と興覚めしていたところで
染谷将太の
「だってさ…お前笑えんじゃん(…スンッ)」で
「恐怖新聞」のイケメンを思い出して肩が外れた。
後半の銃撃戦はガンスキル高すぎてツッコむ気すら起こらない。特殊部隊かよ。
でもラスト前の手術室の展開だけはめっちゃ好きだった。あの展開に至る布石も含めて好き。
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【メモ】
裏デリヘル嬢・南無阿弥役の水野絵梨奈は「悪の経典」の安原だった。