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先生と迷い猫のteaのレビュー・感想・評価

先生と迷い猫(2015年製作の映画)
3.8
淡々としているのに目が離せなくて時々笑えて途中から泣けて仕方ないそんな映画。
誰視点で映画を観るかにもよるのかもだけど、私は最後辛くて仕方なかった。
自分にとってやっかいなちょっと面倒だなって煙たく思っていた存在がいなくなった時の喪失感を、例えば親だったり、五月蝿い近所のおじいさんに対してだったりとか、殆どの人は一度は経験するのかな。
こんな思いを自分は将来したくないな。
そんな風に厄介者だって思われる存在にもなりたくないな。
唯面白いだけの映画に点をつけるならこの映画の評価は低いのかもしれないけれど、自分の人生に影響を与えるかもしれないという点から評価をつけるなら満点をつけたい、そんなふうに思った映画でした。
見終わって時間が経つけど、まだ心が痛いです。
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