野田陸

軽蔑の野田陸のレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
3.5
どんどん心の距離が離れ関係が冷めていく様が芸術的写し方でありながらリアルに感じられる。
舞台となるマラパルテ邸も二人の心情に沿うように二つの床が交差する場で秀逸なロケーション。
物語の結末があまりに虚無主義的でぽかんとしてしまった。
それが余韻としては良いのだけどやるせない。
野田陸

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