軽蔑の作品情報・感想・評価

「軽蔑」に投稿された感想・評価

marmelo

marmeloの感想・評価

3.9
映画の文法についての知識がないと楽しめないかも。アンドレ・バザンなんかの名前も出てくるし、フリッツ・ラング本人が自身の「M」について語りつつ、商業映画に皮肉を込めた物言いもある。ミシェル・ピコリ演ずる脚本家が商業映画の世界に身を投じようとした時に、夫への愛情が冷めた妻。ゴダール映画の色彩と、バルドーの肢体はお見事。ラウル・クタールのカメラもいい。ゴダール映画の中でも好きな作品。
nhk0810

nhk0810の感想・評価

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ブリジット・バルドーの美しさは奇跡。
赤や青の原色インテリアもファッションも綺麗すぎて全部目の保養。
最後のFinの色まで好き。

内容的には、映画業界の話は薄めであった。
愛って冷めるのは一瞬なのね。
エレナ

エレナの感想・評価

3.3
ゴダールは私にはまだ早かった、?

男女のすれ違いの様、ビビッドな色彩

鮮やかな黄色、赤、海の青
それぞれに象徴するものがあるのだろう
「ユリシーズは妻の所に戻りたくなかった。だからトロイ戦争をした。帰りたくないから戦争を引きのばしたのだ。」
このセリフを聞くためにこの映画を観たようなものです。
あ、ブリジッドバルドーのお尻が最高でした。
青山

青山の感想・評価

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「アンタなんか軽蔑ヮ!」という妻の言葉で破綻していくラブラブだったはずの夫婦のお話。世の中で一番怖いものは軽蔑ですよね、というお話。


http://reza8823.hatenablog.com/entry/2018/04/10/212123
エンタメ系が続いたので、たまにはゴダールを……。

しかしゴダールって難解なイメージあったけど、この作品はひたすら男女のすれ違いというか、終わる恋愛の話をずっとやっていて、つまり痴話喧嘩 笑
まあ痴話喧嘩を芸術映画にできるのが、すごいと言えばそうだし。

あとは商業主義批判もあった気がした。
愛と嫉妬と映画の物語。

映画という虚構をそのまま放り出したようなオープニングから、画面に釘付けだった。

映画が虚構であるなら、映画の源泉である愛も虚構だ。
なんの理由もなく、愛するし、なんの理由もなく愛すのをやめる。
映画だって、なんの理由もなく撮られるべきだし観られるべきだと思う。

ゴダールの映画を観る時の、無意識に語りかけてくるような感覚が好きだ。
ハリウッド的要求に押しつぶされそうな『オデュッセイア』をリライトする脚本家とその妻の間の『ユリシーズ』。ちょっとゴダールが観たい気分だったので…。フリッツ・ラングが本人役で出演。今日はゴダールと波長が合う日だったのでけっこう楽しめた。

ゴダールは2年前に『東風』を観て以来だと思うけど、ストーリーは至極完結。斜陽な映画産業界を背景に、オデュッセウスとペネロペイアが投影された主人公と妻のなんとも言えない関係の揺らぎと破綻を描く。

映画製作の映画ゆえ、唐突に挿入されるラッシュのような短いカットの連続や暗転のような照明効果、不意に動き出すカメラワーク、ざらついた映像の質感は、今どの次元の映像を観ているのかが定かではなくなる異質感で迫る。白を基調とした部屋の中にあって強烈な赤の家具やタオルはインパクト抜群。部屋の入り口やドア、窓などがスクリーンを切り取るスクリーンとして機能していて奥行があるようで平面的でもあるような不思議な感覚の映像が続く。特に人物が壁の後ろを横切って移動するシーンは魔術的な映像体験。
昨日まで愛してた人が今日になって軽蔑する人に変わる。ポールはカミーユに愛されてないってわかっても一緒にいたいって言ったけど、そういうことではないみたい。軽蔑したまま死んじゃった。

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abe

abeの感想・評価

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ちゃんとゴダールとかも見ないとなーと思って久しぶりにゴダールの映画を見た。女の考えてることは男にはわからない!
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