いってるびうむ

軽蔑のいってるびうむのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
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プロデューサー=赤=ミネルヴァに対して、カミーユ=黄は、モノトーンの主人公に、殺人=血=赤でもなく、対抗して青=ネプチューンになることを求めたが、彼はフランチェスカのように軽やかに色を変えられず、青いネクタイやシャツを身につけるものの、黄色のスーツを着るために、彼女を赤い家に、また血=赤に委ねることになってしまう。

カプリ島=海=南に行く夢が果たされても、泳げず、その青と「溶け合」えないゴダール。

赤と黄の中間のオレンジのタイトル、赤→白(黄のシーツ)→青と変わるファーストカット、青の「FIN」。