サリンジャー

軽蔑のサリンジャーのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
3.6
ひょんな事で夫婦の愛が壊れていく。
唯、それだけの話で映画にする必要性も全くないのだが、見せ方がうまい。

60年代でこういったカメラの撮り方はなかなか見られない。とてもそそられる。
バルドーの心理的な表情や、明るい赤、黄、青の見せ方、音楽によって夫婦の揺れ動く感情を表現されていて、見応えがありました。

急に不機嫌になり、理由も言わない女性、たまにいるが、世界共通なんだな。