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Wの悲劇のdaitenのレビュー・感想・評価

Wの悲劇(1984年製作の映画)
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何者でもない自分への焦りと不安。若さしかない女優の卵が、名声のため人生の幕を開ける。名女優を嫉妬させる嘘だらけの“演技”。人を傷つけることも厭わない、罪深いまでの“純真”。名声には届かなかったけれど、何者でもない自分と生きていく。ラストは苦い余韻を残した。
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