ドキュメンタリー映画としてどうだったか、と言われたら、うーんどうだろう、もっと人となりとか、人間を写す時はどのように撮っているのかとか、知りたかった。っていうか、かなり知りたくなった。
というのも、サルガド氏の写真が、本当に美しい。
美しさにもいろいろあるけれど、彼の写真は洗練されていて、構図や陰影の付け方が絵画的。現実のものを撮ってると思えない程に完璧な美しさを兼ね備えていて惹きこまれる。
と、このように、映画を観たけれど感想は全て写真の事で埋め尽くされてしまう。
それが意図であればあっぱれかな
兎にも角にも、セバスチャン・サルガドという写真家の存在を知れて良かった