よしあき

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのよしあきのレビュー・感想・評価

5.0
スターウォーズのスピンオフストーリー。
カウントダウン上映行って参りました!

エピソード4の冒頭でなぜデススターの設計図を持っているのかを描くこの作品。
同盟軍と自由のために命を懸けて闘った英雄たちの悲しい物語である。
この作品を観た後にはきっと“新たなる希望”というタイトルにぐっと感じるものがあるだろうと思う。

主人公ジンアーソの父親ゲイレンアーソはかつて帝国軍で働いていた天才エンジニア。
田舎でひっそりと平和に暮らしていたアーソ家だったが、デススター開発に手こずっている帝国軍、当時働いていた時の友人クレニックがゲイレンの手を借りにやってくる。

抵抗したものの、妻を殺されたゲイレンは手を貸すが、ただ帝国の言いなりになっているわけではなかった。

ジンは帝国の手から逃れ、別の人物になりすまし15年もの歳月が過ぎた。
そこへ同盟軍が現れ、協力を求められる。
“帝国軍の大量破壊兵器デススターには弱点が作ってある。”
同盟軍にそうメッセージを送ってきたのは他でもないゲイレンだったからだ。

ジンは父の残したメッセージを頼りにデススターを破壊すべく仲間と共に立ち上がる。

スターウォーズファンにとっては嬉しい登場人物がちらほら。
エピソード4を観たときのデススター突入場面の高揚感をこの作品でも感じることができた。
激しい空中戦、地上戦、今まで描かれることのなかったスターウォーズが今ここに!!!

音楽はジョン ウィリアムズではなく、ミッション:インポッシブルのシリーズ4作目にあたるゴーストプロトコルなどを手掛けたマイケル ジアッキーノが担当。
やはりジョン ウィリアムズじゃないとダメだ…
スターウォーズ!!って感じがあまり…
でもこれはこれでもちろん素晴らしい。
ただ新しい曲を作りすぎて、聴き慣れたテーマがほとんどない。
一瞬アナキンとパドメの愛のテーマかと思いきや!みたいなやつとかメインテーマ来るかと思いきやとかあるし…
これが空中戦の場面においてスターウォーズ感を一気に無くしてしまっている…
やはりANHのThe battle of yavinに勝る空中戦のサントラは無い。

登場人物のなかで唯一フォースを感じ取れるチアルートには噂の通り最後はジェダイでした!っていうオチが欲しかったなぁ。
クライマックスで杖は実はライトセーバーでした!的な。
じゃないとただのジェダイに憧れて夢見てるおじさんで終わっちゃったじゃん!!!

総合的に見て全く新しいスターウォーズです。
ただこんなにもファンから受け入れられるだけのストーリーであり、映像であり、登場人物であったことは間違いない!
皆さん是非劇場へ!!!!

MAY THE FORCE BE WITH US!!
よしあき

よしあき