スター・ウォーズEP3.9 ローグワンって感じ。ラストシーンにいたっては、ほぼほぼEP4の冒頭場面。
ドロイドとか装備の部分で、旧三部作の無骨な雰囲気をしっかりと醸し出してるところがよかった。
また本筋とは関係ないところで小ネタを挟んでいるのも、マニア的にポイントが高い。特にレイアパパたちが「彼に連絡をしよう。ジェダイの粛清以降ずっと隠れ続けているが、彼の助けが必要だ」などEP4に繋がっていくやり取りをしているところは、ローグワンでの出来事がEP4の起点となるという説得力を付加している。あとパイロットとかも旧三部作で見た顔がチラホラ。
ストーリー面でも、ディズニーに買収されてからリセットされた旧設定を踏襲した展開がされているので、個人的にポイントが高い。
ルーク、レイア、ハンソロといった圧倒的ヒロイズム登場前の尖兵たちの物語。チーム全体で戦ってる感がよかったです。
ただ個人的に気になったのは、物語の前半が登場人物紹介パートで淡々としてたところです。それを差し引いても後半の作戦シーンはかなりクオリティが高く、それだけで作品として評価出来ると思います 。スター・ウォーズ愛のない人にとっては、前半パートを耐え切れるかによって作品の評価が決まると言っても過言ではない一作。
スター・ウォーズ愛が強い人？それなら間違いなく楽しめるでしょ。
