愛する人の死を受け入れきれずにいる、それでも生活していかなければならない。
息子との関係は良好で、劇中微笑ましく映るけれど、社会を過ごすスロウなシーンは痛々しく空回りばかりで追い付いていないこの感じ。
なんて残酷なと思ったし彼の行動の全てを理解できるわけじゃないけれど、金魚の墓を作ることで幼いアイザックに「生きること・死ぬこと」を教える。誰より愛する人の死を受け入れられずにいたマーク自身が、向き合い歩き出したシーンでもある。
正直、寂しくもあたたかい万人向けなお話だろうと思っていた先入観をぶっ叩かれた。く、暗い。人が人なら落ち込んでる。
それでもここからきっとうまくやっていけるんだろうなって思える。