まみたす

ヒメアノ〜ルのまみたすのレビュー・感想・評価

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)
3.7
原作未読。ヒミズも好きやったし観たいなとずっと思っていて(内容は知らんけど)友達と映画観る会でNetflixで見つけ鑑賞。

なんか…おもしろかった。
作品の前半、キモイムロツヨシ(安藤)と濱田岳(岡田)とユカちゃんのちょっとキモイ(キモイて何回も言う)けど平和なターン。森田剛(森田正一)の不穏な動きがちょっとあるくらいでインパクトはユカちゃんの女友達とムロツヨシくらい。
ほんでタイトル出てからの森田剛がなんかまじでスゴイ、こわい。到底許すことのできない所業の数々。
ここまではありがちなサイコパス映画やったけど、ラストシーンからエンドロールまでの数分がやばい。
この数分で、この作品のすべての印象が変わるくらいの余韻が残りました。ちょっともう泣けた。
「お母さーん、麦茶持ってきて」は、そのあともずっと残りました😢

大体ひどいいじめに対応していない大人たちどーなってんねんてなる(急に現実的😅)。少なくとも先生は気づくやろ❗てなるわ😡
子ども(高校生ももちろん)を守らないと犯罪が生まれてまうわ。
でも関係ない人まで殺しまくるのは違うけどな。

ピンポイント感想。
わぐっちゃん(森田の友達)と恋人の久美子、無防備無計画で森田のとこいったらやられるに決まってるやん。紐をモタモタ出すところはイライラしました😅「いや、準備しとけよ」てなりました。

平凡でなんもないと嘆く卑屈な岡田くん、平凡ではない事件に巻き込まれたな…。平凡であるという幸せ噛み締めてくださいとなった。
そして、森田を犯罪者にせず守りたかったなぁ(そうすれば被害者も出なかったよね😫)という気持ち(誰目線やろ😁)