今年ベスト1
日常と非日常。凡人と狂人。その二つはまったく別の世界に住んでいるわけではない。まったくべつの人種でもない。凡人にとって当たり前の毎日が、特別じゃなくなってきて自分は人よりも不幸で劣っている恵まれないと嘆いていても、平凡に感じる普通な今は、気がつかないうちに勝ち取った普通でいられるという特別なもの
殺人鬼のような人種とは別の生き物のように思えても、ふとしたきっかけで同じになってた可能性は十分にありえる
今の現状に満足できていない、平凡を勝ち取った自分が、平凡以上を望んで、人間はどれだけ傲慢なんだろうか
映画が終わったあとの気まずさは、劇場内にいる皆が説教されたような気持ちになっていた気がする
映画をみたあとに平凡な日常に対する価値観が大きくかわった
映画を観おわって、自分も成長できる映画こそ、良い映画だと思います