ルネ

ヒメアノ〜ルのルネのレビュー・感想・評価

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)
5.0
2016年公開。 監督・脚本は吉田恵輔(1975年生)。

原作は古谷実の漫画作品。

清掃会社で働いている男(濱田岳)が、職場の先輩(ムロツヨシ)の好きな女性 (佐津川愛美)のいるカフェに一緒に行く。そこで高校の同級生の森田(森田剛)を見かけるのだが・・・というお話。


甘酸っぱすぎる恋愛模様の描写が吉田恵輔監督らしくて、すごく良かった。
佐津川愛美演じる女の子の言動や行動の可愛らしさが尋常じゃない。男の
理想を具現化したような感じ。 やられました。

そこの殺人鬼のスタブしまくる様が絡んで来て、前者のセックスシーンと後者の殺人シーンをオーバーラップさせて描写が見事でした。

話の展開もそんなに驚くような流れではないのだが、森田の過去が絡んできて中々楽しめました。

吉田恵輔監督は『純喫茶磯辺』 『さんかく』 『ばしゃ馬さんとビックマウス』『麦子さんと』とオリジナル脚本の作品が素晴らしかったので、またオリジナルの作品が観たいです。
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