マスン

グランド・ジョーのマスンのレビュー・感想・評価

グランド・ジョー(2013年製作の映画)
3.8
ニコラス・ケイジの初めて見る髭面の渋い彼だった。
途中、人間同士も飼い犬の事件もこの先見てたら辛くなりそうな場面もありだったけど、なかなかいいドラマだった。

枯れた木の伐採の親方ジョーは元受刑者、何人も雇い信頼もあった。ある日仕事を求めにきた少年ゲリーと出会い雇うことに。
アル中で、暴力的な父親を持つ彼は働いた金も取られてしまう程の環境の中にいた。

アル中の父親役のゲイリー・プールターは監督の家の近くにいた実際のホームレス。
撮影数ヶ月後でテキサスのホームレスキャンプで死亡。
又ほとんどの出演者が普通の人たちだそうで、保安官さえ監督の隣人だそうだ。

N・ケイジだけでこれだけの素人を見事に浮き立たせている

やるせない、切ない、見て見ぬふりができなかった悲劇的な運命の映画だった。
マスン

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