ホリグチ

カサバー町のホリグチのレビュー・感想・評価

カサバー町(1997年製作の映画)
3.5
森の中で、親族たちが木をくべ焚火をかこみ対話を重ねる。ののしりあいや後悔の言葉を交わしながらも、焚火のパチパチはじける音によってなのか、決して不快な気分にはならずむしろ心地よかった。
この処女作から「雪の轍」までヌリ・ビルゲ・ジェイランの対話を通して構成する手法はまったくぶれていないのがよくわかった。
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