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バリー・シール/アメリカをはめた男のパウアーのレビュー・感想・評価

3.7
ダグ・リーマンとトム・クルーズが再びタッグを組んだクライムドラマ。『アトミック・ブロンド』と同じく80年代が舞台の作品。

このブッ飛んだ話が実話(笑)
普通にパイロットとして働いてたのが(少し副業的な事はしてたみたいだけど) ➡️突然CIAからリクルート。

今作ではシリアスさにコミカルな雰囲気も取り入れ,とても観やすいタッチの作品になってる。作風的にはディカプリオの『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』に近いけれど『バリー・シール』の方が観やすいかな。

トム・クルーズ好きとしてはアクション系が続いてただけに,こういうドラマに久しぶりに主演してくれたことは凄く嬉しい。今作では,さすがのオーラに加えてコミカル&シリアスな演技で終始,魅力してくれる。

個人的には久々にゴールデン・グローブあたりにノミネートされるんじゃないかと期待😃

またCIAエージェント役のドーナル・グリーソンが最後まで見事な存在感と演技で楽しませてくれる。

今作ではトム自身が飛行機を操縦してたり,飛行シーンは迫力あり見応えあるし,空撮によって映し出されるショットがどれも美しくカメラワークなどとても素晴らしい‼️🛩️

テンポも音楽も良くて,かなり好きな作品。少し時代背景やカルテルの事など知ってから観るともっと楽しめるはず。

ちなみに邦題のサブタイトルがアメリカをはめた男だけど逆のような..
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