miinanooo

バリー・シール/アメリカをはめた男のmiinanoooのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

テンポがいいからサクッと見れられる。
札がたくさん。

戦争ってこうやって起こるんかなーって。

暗いところで悪の組織で取引みたいな陰気臭さはなくて豪遊、豪快、ポップな印象の映画。実話の驚きと、この世界の実際の回り方や善と悪、掻い潜り方の面白さ。

CIA(国家安全保障会議の中央情報局、大統領直属の秘密機構)、FBI(アメリカ司法省に属する捜査機関)、ATF(危険物取締局)、DEA(麻薬取締局)、ホワイトハウス、あまりにも絡んでるところの規模が大きすぎて、バグる。

才能に目をつけられて、本人は刺激が欲しくて、国の機関に脅され刑務所に入らない代わりにスパイのような仕事、麻薬組織と手を組み、麻薬や銃の密輸に利用される代わりに巨万を得る、誰が味方で敵なのかどう繋がっているのか分からなくもなるような思惑が動いてて、、結局は金なのか?戦争を起こさせる奴も何もかも。

才能が溢れる者は、コントロールが効かないというが、まさに凡人には理解できない領域。大手で安定した収入、奥さんがいて子供がいて、それがこの上ない幸せなはず。

航空機内での操縦室での急降下によるGを感じながらのxxxはイカしてる。

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バカすぎてこんがらがっている。

麻薬密売組織(カルテル:コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルが率いる)
反共右派ゲリラ(コントラ)※反共:共産主義(:みんな平等に!)に反対,ゲリラ:小部隊

左翼:共産主義、労働者への支援、平等の社会にするために変革を支持、社会福祉-民主党?
右翼:保守主義、個人主義、上流階級への利益-共和党?
レーガン大統領:共和党
(:小さな政府、奴隷解放の父リンカーン氏、ブッシュ大統領、トランプ大統領、革新政党から保守へ-あえて日本でいうと自民党?
⇔民主党:大きな政府、ジェファソン氏、オバマ大統領、バイデン大統領、リベラル-あえて日本でいうと立憲民主党?)

レーガン大統領は反共産主義、右翼寄り。反共右派ゲリラ(コントラ)に力を持たせたかった。

イラン・コントラ事件:イラン(-イランイラク戦争)に武器を裏取引し、武器援助の資金をコントラへ。

サンディニスタ左派政権(ニカラグアに1979成立)

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小型飛行機での密輸、カーチェイスは見慣れてるけどその空版みたいな。車みたいに飛行機を扱う技術。

奥さんの弟JBみたいな奴は必ずといってやらかすから仲間に入れとくのは危険でしょ。っていうクズの行く末みたいなのもガチなのかな?

トムクルーズで航空機でっていうとトップガンが似てるけど、(王道空軍的なと密輸とで違うけど、)トップガンよりもこちらの方が面白いと思う。

#実話、爽快感、ニカラグア、レーガン大統領(共和党)、歴史、政治
🔎イラン・コントラ事件、バリー・シール(パイロット証明書を15歳で?)
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