どこまでがリアルな話なのか分からないけれど、マネとモリゾの気持ちの部分は想像で楽しませてもらった。
モリゾの絵は独特で結構好きだけれど、マネのあの絵やあの絵のモデルだったとは…！マネとそんなに関係があったとは！絵の説明とか見ないので驚きの連続。
主演女優さんの、角度や表情によってすごく雰囲気の変わる顔が良かったと思う。凛としていてストイックな外面に対し、その内面に秘めた情熱や脆さにだんだん惹かれていった。
マネの「無視された20年」に対する固執と恨みもすごい。彼の毅然とした態度や作風の裏には葛藤や悩みがたくさんあったのね。切ない。
最近画家映画多くて楽しい。
