浮輪

ラ・ラ・ランドの浮輪のレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
5.0
映像綺麗で音楽良くて大好きな作品。
久々に観て印象に残ったシーンがまた前とは変わった。
前観た時はただサントラが切なくて好きで、あとは2人の夜道を歩くシーンとかデート中の映画に入り込んだみたいなシーンとか、2人がすれ違って食事の時に衝突したシーンとかみたいに、映像が心に残っているけど、
今回観たら、ミアの独りで演じる心細さとか恥ずかしさとか、食事の衝突のシーンでも言葉を選んで話してたりとか。セブがすごくこだわる人だったけど自分の夢のためミアとの将来のため自分の好きじゃない音楽の道に進んで。あとミアのオーディションの後の2人の今後の話し合いでのシーンでは夢を尊重しつつも気持ちを伝えてたりとか。2人のそれぞれの繊細な部分が見えてきた。
あと5年後の2人にピアノの音色が切なくて、話し合いで愛してるって言ってたのに何故って、前は理解できなかったけど、
今回は、愛してはいても夢を追って時が経って、仕方がないことなんやな、って納得出来た。し、綺麗にハッピーエンドで収めていないところがリアルで。
ミアが店から出て行く時のセブの視線の合わせ方と微笑みがすごく印象的。
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