1度途中まで観て断念して、今更視聴。良い映画だった。ミュージカルだけかと思ったけど、男女が夢に向かって頑張りながら、冷たい現実に打ちつけられる、胸がぎゅっとなるお話だった。セブはジャズが好きでミアは女優になりたい。お互いの夢を応援するけど、その中で価値観の違いが出てくる。セブは
ミアの望む通り安定した収入を得るために、ジャズではないバンドに加入し多忙な毎日を送る。ミアはすれ違いに寂しさを感じながら、セブがお店を開く夢を待ち望んでいたんだろう。なのに、セブがずっとバンドを続けるって言い出して、あの時の情熱はどこに行ってしまったの？！とミアは言う。セブはミアの為にと思っていたのもあるだろうし、ミアはセブが大好きだから、自分の好きな音楽をやって欲しいと思っていただろうし、男女の価値観の違いなのかな、ずっと愛してるよ。とお互い伝えて別れてしまう。ミアに配役の電話が来た時にそれを伝える為に、昔聞いてた話を頼りに住所も知らないのに故郷に来てくれた。愛だと思った。この時もしかしたら復縁するかなと思った…。５年経ってミアは家族を持ち、セブもお店を開いて成功していた。エンディングで流れたのはもう1つの未来かな、2人が望んでいた未来なのかも。最後2人が微笑む時涙が出た。みんなにおすすめしたい映画でした。
