セッションと同じ監督だって知ったときはこういう映画も撮るのか…って意外に思ったけれど、音の使い方、カメラワーク、この監督らしいなと感じる部分がちゃんとある作品で、この人の映画をもっと観てみたいなと思った
前作で受けた衝撃が大きかったからか(観たのは公開時の一度きりだったのに!)、J・K・シモンズが出てきたり、ジャズの演奏シーンであのハイハットのリズムを聞くだけでにやけてしまったり、
そういう楽しみ方ができた点も良かった
ただ、ミュージカル映画にあのストーリーというか、端的にいうとあのラストはどうなんだろうか
一緒に観た友人はリアルだと感激していたけれど、あの映画にリアルは必要だった?
モヤっとしてしまったわたしはまだまだ子供なのかもしれない