sally

ラ・ラ・ランドのsallyのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.2
いや、素晴らしかったです。

LA LA LANDの意味から、映画賛歌、悲哀すら魅せてくれて。

最初のミュージカルシーンロケ撮影めっちゃ上がる。
なんてったって私はロケ撮影大好き派なので。

音楽の使い方もそうですが、なんと言っても色彩の変化。
夢見がちなキラキラ光る描写からの現実に戻していく過程の細やかさ。
ミアとセブの持ち物の対比。

女の切り替えの早さとか、現実味あるわぁ。

たぶん、色んな映画を彷彿とさせると思うのですが、ライアン繋がりで皆さんブルーバレンタイン思い出す人たくさんいそうと思った!笑
場面転換とか500日なサマー感。AutumnじゃなくFallはアメリカだからかもしれないけど、たぶんダブルミーニングですよね?

夢を叶えるためにたくさんの選択肢があって、そのためにはたくさんの我慢や別れがあって、そんなありきたりな昔から使い古されてる内容を、これでもかと原点回帰しつつ、たくさんのオマージュでもって映画愛、音楽愛に溢れている。最高でした。

個人的にKORGのKRONOSをライアンが弾いててたまりませんでした。(本当個人的な理由)
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