ナイトリッチ

ラ・ラ・ランドのナイトリッチのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
5.0
★売れっ子女優を目指すミアと、ジャズピアニストを目指すセブの春夏秋冬、出会いとすれ違いの恋のお話。

#大人の青春映画だ……恋と夢と生活の話

#衣装が可愛いんだ〜〜〜〜

#恋愛映画って難しくないですか?
恋愛映画にわがままなので、恋愛描写が濃すぎても胸焼けすると文句を言い、薄すぎても何か釈然としないと文句を言っちゃうんですけど、
ララランドはめちゃくちゃ良い塩梅!

#ライアン・ゴズリングの甘いマスク

#女友達たち好きだ

#さりげなく描かれてるけど、二人の思い出の映画館が閉館してるところ、甘酸っぱくて好き。人生を感じる

#「夢を諦めないでほしい、頑張ってほしい」「でもたとえ夢を諦めてしまった人も、自分を恥じないでほしい、色々な葛藤がみんな大なり小なりあったと思う、だから拍手を送りたい」っていう、寄り添う気持ちがびしばし伝わってくるので温かな気持ちになる。元気が出る

#最後、ステージの上と客席で見つめ合う二人、からの出会った時のピアノ曲、そうなればよかったのになりえなかった夢の世界、だけど二人はちゃんと今それぞれに幸せで……っていうので、耐えきれなくてぼろぼろ泣いちゃったよ……
『ローマの休日』もそうだけど、ああいう、たくさん人がいる中で、まさか二人が知り合いと思うまい人々に囲まれた中で、二人だけがわかる愛情の示し方ってやつをバーンとやられると弱い。泣いちゃう。切なくて。

#ミアには相手がいたけどセブにはいなかったのは、セブはなんだかんだで心のどこかで待ってたってこと?だとしたら切なすぎて余計に泣ける。

#でも待てなくて結婚してしまったミアの気持ちは同性としてめちゃくちゃわかりすぎるから…………。

#セブは最後、見つめ合った時少しだけ微笑むけど、ミアは笑わなくて、だって笑えないよな、ここは……って何かね、とにかくこの男女の描き方、グサグサくる

#ちなみにミュージカル。
可愛くてウキウキするナンバーばっかりだよ!サントラ欲しい

#ミュージカルだからできること、ミュージカルだから良かったことって確実に存在する

#『(500)日のサマー』、苦手な映画なんですけど、何故って女の気持ちも男の気持ちもそれぞれに痛いくらいわかってしまい……というか、痛いんだよね!胸にびしばし刺さって!で、結局あのラストでしょ。
(でも『(500)日のサマー』という作品、苦手と同時に好きでもあって……何というかな、こうして苦手で好きでって複雑に心にべったり残るから、素晴らしい映画だってことに相違ない)
『ララランド』はね、ライトな『(500)日のサマー』だったような手触りだった。とにかくね、後味のさじ加減が絶妙