肉寿司

インクレディブル・ファミリーの肉寿司のレビュー・感想・評価

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ヒーローに任せたい、
結局、思考から蓋をしたい生き物な気はする
善悪をはっきりつけ見物

情報の怖さ


◎石井龍太(2015)「多様化するローカルヒーローの認識と実態」『城西大学経営紀要』11, 109-132
⚪︎先行研究
・担い手自身が活動そのものを楽しみ, 実践を通じて自己表現しているという共通点がある111
・地域活動に参画しづらい男性の働き手世代を巻き込める

⚪︎研究
・地域で活動し, 地域を活性化する, という活動内容と目的である.121
・ローカルヒーローとは地域の住人や団体によるボランティア活動である121

⚪︎考察
・ローカルヒーローは地域色を薄めつつあり, 地域を積極的に取り込むのではなく背景や活動領域として設定するにとどめる方向に変化していることがうかがえる128
・ヒーローの担い手がボランティアだけでなく企業も増えており、多様化してきている
・ローカルヒーローのメジャーヒーロー化がさらに進行する129

◎鳥山正晴(2021)「アメリカンコミック映画考〜アメコミ映画は映画界に何をもたらすのか〜」『日本大学芸術学部芸術研究所紀要』1-15
・クロスオーバー路線とは、あるヒーロー単独の映画に、それまでに映画に現れたヒーローが相互に登場する取り組みである3
・大体ヴィランの変化しか対策がないのがアメコミ映画
・アメコミ映画は常に新しいヒーロー(もしくはヴィラン)を登場させる必要がある3

アイアンマンの特異性
・ヒーローの性格、自己顕示欲の塊

マイティソーの特異性
・武器のシンプルさ
・架空の世界でのカインとアベルもの

ガーディアンズの特異性
・舞台が宇宙

リブート版とは

西部劇とアメコミの違い
・西部劇は最初に恐怖を提示しそれが起因となってヒーローが誕生する
・アメコミはヒーローありきのスタート
・最初にヒーローが誕生するのがアメコミ映画であり、ヒーロが誕生することによって恐怖が顕示化する、という特徴がある7
・アメリカ映画の物語が特徴的なことは、<家族>という枠組みが、ほとんどの映画で重要な扱いとなっていることである7

・ヒーローは社会の部外者である、自らそこに留まっているbyカヴェル
・多人種、多民族の複合国家であるアメリカでは、共同体の単位の基本は家族である、という考えが偏重されているということだろう8
・ヒーロー映画において被害者や犠牲になる者は多くいるが、その被害者や命を犠牲にする者を出さないように防ぐのがヒーローの役割である9



スタンリー・カヴェル『眼に映る世界 映画の存 在論についての考察』石原陽一郎訳、法政大学出版、2012 年、94 頁
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