とにかく涙。
出てくる人みんながいい人。
サルーを迎え入れてすぐ、言葉も分からないサルーにお母さんが「辛い思いをしたのよね、いつか全てを話して聞かせてね、いつでも聞いてるわ」って言うんやけど、
実際には、実母を探してることを裏切りだと思ってお母さんに言えずに悩むサルーがいて。その時の彼女の「そう思う方じゃないわ」って言葉。実母を見つけたことを告げた時のお母さんお父さんの反応、
養子を取ったお母さんの理由、
25年間探し回った実子が現れた時の実母の反応、
育ての母が生みの親を訪ねる実際の映像、
わたしの想像もつかないような大変な道のりを歩んできた人達の25年間はすごく重くて、話しても話し足りないほどの愛情と色んな感情と、
入り混じってるんだろうな。
書いてる間にも涙が出ます。
サルーのように迷子になって母子が離れ離れになってしまうケースが沢山あるという事実は結構怖い。
わたしは大学1回生の時から慈善団体のマンスリーサポーターとして毎月寄付を続けてるけど
世界にとって少しでも助けになってるのかな、
色々考えさせられる。
題名の由来がパッと画面に出た時
なぜか鳥肌がたった。
とてもいい映画。