のののん

LION ライオン 25年目のただいまののののんのレビュー・感想・評価

4.0
家族とはぐれ過酷な少年時代。
大都会コルカタでのサバイバルは終始ハラハラ。あんな状況になったら、自分じゃ絶対生きていけない。人身売買業者に子どもたちが捕えられるシーンでは悲鳴が耳に焼き付いた。でもこれが現実...いや現実はもっと酷いんだろう。
エンドロール前、インドでは年間8万人の子供が行方不明になる...という言葉が重い。


青年時代は、せっかく素敵な夫妻に引き取られたんだからもっと幸せになろうよ...!って思った。
ニコール・キッドマン演じる育ての親のスーさんが自ら子どもを産まず、養子をとった理由に共感する。
考えさせられる映画で多くの人に見てほしい!
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