このレビューはネタバレを含みます
圧倒的に少ないセリフ、説明されない背景(彼ら彼女らの親がほとんど出てこない)、カーペンター風音楽、やや間延びした演出等、ちょいと昔のホラー映画の雰囲気と、ジュブナイルもののミックス感が良い。
相手は必ず歩いて来る。
一度感染したら必ず遡って来る。
閉鎖的なコミュニティで、無節操に性交渉するとダメよという暗示か。
殺されるのはジョック風男子やイケてる女子なのはそういうこと。
ラスト、主人公を思うナヨ系男子と手を繋ぎ、まっすぐな道を歩く主人公。
なにやら後ろには不気味な影が迫るが、案ずるなかれ、前を向いてまっすぐ歩いていれば、
“それ”は絶対に追いつけないのだから。