ラストシーズンに備えて今Netflixの「ユニークライフ」を頭から見直し中なのですが、主人公のサムを演じるキーア・ギルクリストが出演してた事を思い出して、公開時に映画館で観て以来に「イットフォローズ」を観ました。
「イットフォローズ」も先日鑑賞した高畑勲監督の「かぐや姫の物語」と似たテーマを持っていて、いつかは終わるこの人生どう生きるかって話でした。人はいつか必ずイットに捕まってしまうけど、それまでどう生きるか、答えを探す映画なのかなと思います。ジェイがたどり着いた答えではイットに打ち勝つ事は出来ないし、消滅させる事も不可能だけれど、共存、うまく付き合いながら生きていく事は、“愛“があれば可能かもしれないってメッセージにとても共感しました。嗚呼、恋したい(違う)
「アンダーザシルバーレイク」にも震えたけれど「イットフォローズ」のデヴィッド・ロバート・ミッチェルの「画力(ｴﾁﾞｶﾗ)」ってやっぱり凄まじい。絵画ですか？ってくらい美しい画面に何度もハッとさせられました。そして、サントラも最高です。一度聞いたら耳から離れないポップなシンセサイザーのメロディと不穏なあのイントロ…!!! 堪りません。
