めちゃくちゃ好きだ。
しかし、好きだと言うのは結構憚れる感じ。
自分を馬鹿だと指摘されて喜んでんの?みたいな…
まず、役者の情熱を感じる。
マイケル(クリスチャン・ベール)登場シーンは鳥肌ものだ。なんていうか、役に全てを捧げている感じがする。あの瞬間、クリスチャン・ベールは100%マイケルなんだ。
気になって調べてしまったけど、クリスチャン・ベールって片目ずつ動かせるらしい。…本当に?!
スティーヴ・カレル演じるマークは愛さずにいられないし脇を固めてるジョン・マガロとジェレミー・ストロングがいい!
この映画って常に本気を感じて、リズムは気持ちよく音楽がかっこいい。
そこが好き。
人間は現実ではなく狂騒の中を生きたいんだろう。
本当のことは見たくない。その欲望が、現実を破綻させる。
ほとんどの人は破綻するまで気づかない。
現実を見ていないつけは貧困層が払うシステム。
どう行動すれば、現実がマシになるかを未だにわからなくてムカつく。
『華麗なる大逆転』というサブタイトルつけた人は馬鹿だろ。マークが何に苦しんだか考えもしない。
印象に残ったセリフ
「なぜ、罪を告白している?」
「違う。あれは自慢だ。」