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ゲットハード Get Hardのryotaのレビュー・感想・評価

ゲットハード Get Hard(2015年製作の映画)
4.5
メチャクチャ面白かった!

大金持ちでひ弱な白人のジェームス(ウィルフェレル)が冤罪で刑務所行きになり、入所するまでの30日間、“刑務所でサバイブする方法”を貧しい黒人のダーネル(ケヴィンハート)から学ぶ というあらすじのコメディ作品

全編を通して差別ネタのオンパレードなんだけど、そんなに嫌な感じがしなかったのは黒人差別と白人差別をバランスよく(?)両方描いているからかもしれない

ポロシャツチノパン姿で本当はナヨナヨ系のダーネルがギャングスタを装うためにステレオタイプ的な黒人ファッションや喋り方に変わっていくのが面白かったし、黒人ギャング集団と白人至上主義同盟それぞれの中での二人の振る舞いも面白かった
ギャグのセンスも良く、バカバカしいスラップスティックだけでなく知的な皮肉も散りばめられていて好みだった 日本語字幕もセンスあって良かった!(ギャグとして意味の通る翻訳は出来ていてもそこに言葉選びのセンスが無い映画って結構多いなと思った)


ジェームスの義父役は『俺たちフィギュアスケーター』でのコーチ役だったからそこの関係性もグッドポイント

フィアンセ役のアリソン・ブリーが超綺麗で可愛かった
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