二重人格・・・じゃなくて、
二重"生活"・・・？？
タイトルの意味を考えながら、
鑑賞しました。
哲学者を目指す某アイドルが、「人生を危険にさらせ」という書籍を出版していましたが、まさにそれだなという感じで。
私に哲学についての学識はありませんが、ふと一人でいる時に思うことがあります。
「地球が存在して、人間が存在して、人と出会って恋愛をして、子孫を残して、歳をとって、死んでいくって、何か意味があるんかな～なんで存在するんかな～何かな～」って。
別に、病んでいるという訳ではなく、単純な、素朴な疑問。
それでも次の日になれば、何も疑問に思うことなく生活してます。
人間って面白いなぁと思いますね。
哲学っぽい疑問を抱くことはあっても、さてそれについて考えてみよう、とはなりませんね（笑）
平凡で、穏やかで、裏切りも隠し事も嘘もない、ひたすら公平な愛だけで満たされている人なんて、どこにもない。
という、主人公の語り。
オープンエンドなラストが、哲学っぽくて個人的に好みでした(＾ω＾) 鑑賞後は、別にスッキリともしない、モヤモヤともしない感じでしたが、素敵な映画だと思います。
